冬の大分県域の高速道路を安全に走行していただくために。
大分高速道路事務所では、主に凍結防止剤散布作業や除雪作業などの雪氷対策を実施。局地的な大雪の恐れがある場合には、事前に除雪車等の作業機械を降雪予測路線へ集中配備するなど応援連携を構築。迅速で的確な対応を図り、通行止めの回避や時間の軽減に取り組んでいます。
収集された気象情報は、事務所に設置された雪氷対策の司令塔である雪氷対策本部に集約され、具体的な作業計画が立てられます。その作業計画に沿って雪氷作業対策が実施されています。
雪氷対策本部
施設内モニター
凍結防止剤に速効性・持続性がある湿塩(ウエットソルト)を用い、散布車にて適時散布を行っています。
除雪車などのほか、少雪の場合は、高圧水で路面の雪を散らす散水車を有効活用しています。
路面凍結の恐れや降雪がある場合などは、雪氷対策車両などによる各種雪氷対策作業を実施。大雪が予想される場合は、隣接事務所からの雪氷対策車両の応援連携なども行い対応しています。
高速道路の安全・安心を確保するため、雪氷作業車の作業中は、低速(およそ40~50km/h)で走行。なるべく早期に通行の確保ができるように、着実で円滑な取り組みを行っています。作業車の後方は一時的に混雑する場合がありますので、走行中は十分にご注意ください。
排雪作業は人力で行うほか、積雪の状況によって除雪車、湿塩散布車を配備しています。雪氷対策作業が広範囲におよんだ場合は、通行止めを回避するため、車両台数を増やして対応しています。