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知って得する セーフティドライブ

6. 安全走行のポイント

ETCレーンは時速20km以下に減速し、徐行!

ETCレーンは時速20km以下に減速し、徐行!

ETCレーンではカードの挿し忘れや、誤って進入した車両などにより開閉バーが開かず、前の車が停止する場合があります。安全のため時速20km以下に減速し、十分な車間距離をとって、ETCレーンは徐行してご通行ください。

切れていませんか? ETCカードの有効期限

切れていませんか? ETCカードの有効期限

有効期限の切れたETCカードでは、開閉バーは開きません。有効期限切れのETCカードを車載器に挿入した場合、車載器本体はカードを正常に認識してしまうため警告を発しません。走行前にカードの有効期限確認をお忘れなく。

もし、開閉バーが開かなかったら・・・

もし、開閉バーが開かなかったら・・・

車載器へのカードの挿し忘れや通信異常などにより開閉バーが開かなかったときは、後続車に追突されるおそれがあるため、絶対に車をバックさせないでください。また、追突事故防止のためハザードランプを点灯して、レーンに設置されているインターホンや呼び出しブザーで係員に連絡し、係員の案内に従ってください。

渋滞後尾では、ハザードランプで後続車に合図を!

滞後尾では、ハザードランプで後続車に合図を!

渋滞の中や後尾では、追突事故が発生しやすい状況になります。前方で渋滞を発見し、低速走行や停止する場合は、ハザードランプを点灯し後続車に合図しましょう。

進路変更をするときはウィンカーで必ず合図を!

進路変更をするときはウィンカーで必ず合図を!

安易な進路変更は事故のもとですが、やむを得ず進路変更するときは、バックミラーや目視で前後の安全を確認し、ウィンカー(方向指示器)を点灯させて、合図をしてから変更しましょう。また、進路変更が終わったら速やかに合図をやめましょう。

ライト点灯はお早めに

ライト点灯はお早めに

雨天時や夕暮れ時には事故が多発します。早めにライトを点灯し、自分の車の存在を他の車両に知らせましょう。また、トンネルの中や濃霧、雨天時など200m先(一般道では50m)が見えない場合は、たとえ昼間であってもライト点灯を励行してください。

ヘッドライトは上向き・下向きと、こまめに切り替え

ヘッドライトは上向き・下向きと、こまめに切り替えを

ロービームの照射範囲は40m、ハイビームなら100mです。ハイビームへのこまめな切り替えにより、危険をより早く発見できます。また、ライトをこまめに切り替えることは、意識を運転に集中させ、漫然運転や居眠り運転の防止につながります。ただし、他の車両の交通妨害になるライトの使用は道路交通法違反になる場合があります。先行車や対向車がいるときは減光しましょう。

守っていますか?キープレフト

高速道路の追越車線は追越のための車線です。追越を終えたらすみやかに走行車線に戻り「キープレフト」を守りましょう。

高速道路では、トレーラー、大型貨物自動車等の通行帯が指定されています。

高速道路では、トレーラー、大型貨物自動車等の通行帯が指定されています。

トレーラー

原則として、一番左側の車線を走行。

大型貨物自動車・大型特殊自動車

左の標識が設置されている指定区間では、原則として一番左側の車線を走行。

大型車の運転特性をご存知ですか?

大型車の運転特性をご存知ですか?

高い運転席から見下ろすトラックの走行中の視界は、大部分が路面で占められます。強烈な勢いで後ろに流れていくような路面を見続けると、目の疲労や運転疲れを引き起こします。さらにキャブオーバーのトラックのエンジンは運転席の真下に搭載されているため、エンジンの音や振動が子守唄となり、ぼんやり運転や居眠り運転につながります。疲れを感じたら早めにSA・PAで休憩しましょう。また、車体が大きく重い大型車は、車高とともに重心位置も高くなります。カーブでは強い遠心力が働き走行が不安定になりやすいため、カーブやインターチェンジの手前ではスピードを十分に落として安全な速度で走行し、ハンドル操作やブレーキ操作を慎重に行ってください。

高速道路上は駐停車禁止です

高速道路上は駐停車禁止です

高速道路上は道路交通法により、危険防止や故障などの場合を除き駐停車禁止です。路肩での停車は、後続の車両から追突されるおそれがあります。ETC時間帯割引を受けるために料金所手前の路肩や料金所広場などに駐停車して時間調整をすることは、道路交通法違反の罰則対象になるだけでなく、非常に危険です。休憩は手前のSA・PAをご利用ください。

携帯電話の使用はSA・PAで!

携帯電話の使用はSA・PAで!

道路交通法により運転中の携帯電話の使用は、禁止されています。携帯電話を使用すると、操作に気をとられ前方不注視となり、また片手運転のため運転操作が不安定になり事故につながります。使用する際は、SA・PAで車を停めてからにしましょう。また、路肩や導流標示(ゼブラゾーン)があるところに停車しての使用も厳禁です。

 

左側からの追越はやめましょう!

左側からの追越はやめましょう!

道路交通法により追越をする時は右側の車線を通ることと定められています。

駐車マスに正しく駐車しましょう

駐車マスに正しく駐車しましょう

SA・PAで駐車の際は、駐車マスの枠のなかに正しく停めてください。また、小型車は小型車の駐車マスに、大型車は大型車の駐車マスに停めましょう。定められた場所に正しく駐車して、他の車両の迷惑にならないよう心掛けてください。

アイドリングストップで地球にやさしく

アイドリングストップで地球にやさしく

SA・PAで同乗者を待っている場合や仮眠時などにエンジンをかけっぱなしにしていませんか?停車時にエンジンがかかっている状態をアイドリングといいますが、不必要なアイドリングは二酸化炭素を撒き散らし、地球温暖化の原因となるほか、燃料の無駄遣いや騒音のもとになります。条例でアイドリングの禁止を定める自治体も増えています。SA・PAでの駐停車時にはアイドリングストップを合言葉に!

屋根の雪を落としてから走行を!

屋根の雪を落としてから走行を!

車の屋根の上に雪を高く積もらせたまま走行すると、高速道路を走行中に落下して後続車が乗り上げるおそれがあります。また、雪の塊を避けようとして事故につながることもあるため、走行前には必ず屋根の雪を落としてください。

動物にご注意!

動物にご注意!

高速道路にシカやクマなどの動物が入り込み、車との衝突事故が発生しています。NEXCOでは柵のかさ上げなどの対策をすすめていますが、もし高速道路上で動物を見かけたときは非常電話や道路緊急ダイヤル(#9910)でご通報ください。

ドクターヘリが着陸することがあります

ドクターヘリが着陸することがあります

交通事故による負傷者救助のため、医師や看護士が同乗し、医療機器を装備したヘリコプター(=ドクターヘリ)が高速道路本線などに離着陸することがあります。ドライバーのみなさまは慌てて急ハンドルを切ったり、急ブレーキやわき見運転をせずに必ず現地の交通規制に従い落ち着いて走行してください。なお、必要に応じて通行止めとなる場合もあります。

危険! あおり運転

ドクターヘリが着陸することがあります

いわゆる「あおり運転」等は、重大な交通事故に繋がる悪質・危険な行為です。
車を運転する際は、周りの車の動きなどに注意し、安全な速度での運転を心掛け、十分な車間距離を保つとともに、無理な進路変更や追越し等は絶対にやめましょう。
万が一、妨害運転を受けるなどした場合は、SA・PA等、交通事故に遭わない場所に避難するとともに車外に出ることなく、ためらわずに110番通報をしてください。
相手の立場に立って思いやりの気持ちを持って、ゆずり合いの運転をすることが大切です。