お出かけ前に、携帯電話やインターネットなどで情報を入手することができます。
『アイハイウェイ 』は全国の高速道路の道路交通情報検索など、機能が豊富なサービスです。
携帯電話でもQRコードから簡単に最新情報をご覧いただけます。
詳しくは、こちら(アイハイウェイの機能紹介 )をご覧ください。
『道路交通情報 Now!! 』は財団法人日本高速道路情報センター(JARTIC)が提供する道路交通情報です。パソコン専用サイトです。
高速道路に関する道路情報板は各種ありますが、その操作はすべて道路管制センター(交通管制室及び施設制御室)にて24時間体制で行っています。
弊社管内では、関西(吹田)、中国(広島)、四国(高松)、九州(太宰府)の4箇所に配置されています。
ここでは、道路巡回や高速道路をご利用のお客さまからの通報、高速道路に設置された情報収集機器(車両検知器・気象観測装置等)により情報を収集したうえで、情報板の位置や発生している事象の優先度を考慮して情報提供しています。
高速道路には、交通集中渋滞や事故の詳細をお知らせするための様々な情報板が設置されています。
情報板を有効に活用していただくことで、より快適・安全に高速道路をご利用いただけます。
高速道路本線上に敷設したケーブルから流れている電波をカーラジオ(AM)で受信することで、交通情報を聞くことができます。
受信周波数は1620kHzです。
ハイウェイラジオは通行止め、事故、渋滞等の詳しい交通情報を、音声で24時間提供するものです。
ハイウェイラジオの放送区間は、約1km手前に設置した案内標識でお知らせし、2回以上は聞くことができるようにしています。
ハイウェイラジオの情報は主に音声合成にて放送文を作成しており、5分ごとに新しい情報に更新した交通情報を放送しています。
ハイウェイラジオ設置箇所一覧表は、次のとおりです。
高速道路の道路交通情報をご確認されたい場合は、ハイウェイラジオ、もしくはNEXCO西日本グループが運営する交通情報サイト「 アイハイウェイ アイハイウェイ 」をご利用ください。
「アイハイウェイ」には、お客さまが指定したルートで通行止めが発生したことをメールで教えてくれる「マイルート」機能もございます。
詳しくは、交通の1.道路交通情報、「お出かけ前の道路交通情報はどこで入手できますか?」をご覧ください。
VICS(道路交通情報通信システム=Vehicle Information and Communication System)とは、道路交通情報をVICS対応のカーナビゲーション等に、文字や簡易な地図などでリアルタイムに無料で提供するシステムです。
VICSによる情報提供は、 一般財団法人 道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター) に集められた情報が、FM多重放送や高速道路に約5~10km間隔に設置されたビーコン(電波発信信号塔)から、ドライバーのカーナビ等に提供されます。
提供される道路交通情報は、(1)文字表示型、(2)簡易図形表示型、(3)地図表示型の3種類のスタイルで提供されます。
なお、VICS情報が受信できるエリアは、全国の高速道路及び主要一般道路で利用できます。
渋滞・通行止めの情報は、ICに入る前に正確に知らせるべきではないのか?
高速道路のご利用を判断していただくために、インターチェンジ(IC)料金所手前の一般道路上に情報板を設置して、あらかじめ高速道路の通行止めなどの道路交通状況を提供しております。
しかしながら、ご提供できる情報量は視認性や板面の関係上、限られたものとなり、また、お客さまの行き先は千差万別で、全てのお客さまの行き先を網羅するような情報をご提供することは、不可能でございます。
よって、そのICでの優先順位の高い情報をご提供させていただいております。
大変恐れ入りますが、遠くにお越しの際は、お客さまご自身で、お出かけ前に電話やインターネットなどで情報を入手していただければと思います。
なお、NEXCO西日本グループが運営する交通情報ケータイサイト「アイハイウェイ 」をご利用いただくと、お客さまが指定したルートで通行止めが発生したことをメールで教えてくれる「マイルート」機能もございます。
詳しくは、交通の1.道路交通情報、「お出かけ前の道路交通情報はどこで入手できますか?」をご覧ください。
遠方の情報であっても、本線上では渋滞や通行止めの情報をしっかり提供すべきではないのか?
通行止めや渋滞情報は遠方の情報でも提供するようにしておりますが、お客さまが安全に走行するために必要な「事故」「落下物」等といった事象については、遠方の通行止めや渋滞情報よりも優先して提供させていただくことがございます。
なお、こういったことを補完するために、要所には「広域情報板」や「ハイウェイラジオ」を設置して、遠方からでも重大事象の状況等をお知らせするようにしています。(情報板については、情報板の種類と見方をご覧ください。)
また、NEXCO西日本グループが運営する交通情報ケータイサイト「アイハイウェイ 」をご利用いただくと、お客さまが指定したルートで通行止めが発生したことをメールで教えてくれる「マイルート」機能もございます。
詳しくは、交通の1.道路交通情報、「お出かけ前の道路交通情報はどこで入手できますか? 」をご覧ください。
通行止めが発生した場合には、できるだけ早期に通行止めを解除し、お客さまへのご迷惑を最小限に留めるため、関係機関全力で取り組んでいるところであり、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
通行止めが事故によるものである場合は、消防機関による負傷者の救助作業・警察機関による事故見分・弊社や協力企業による事故車両の排除に向けたレッカー作業・散乱物の除去・路面清掃といった作業や、事故によっては仮復旧のための工事も発生いたします。
関係機関が協力し早期解除を目指しているところですが、作業完了時点で通行止め解除となるものでございます。
解除にあたっては、警察機関と弊社双方で安全確認を行う必要があり、弊社だけの判断でできるものではございませんので、あらかじめ、解除予定時間といったものをお知らせすることはできません。(もちろん弊社内部においても明確な解除予定時間といったものは、解除直前までわかりません。)
地震・雨・強風・雪・霧等の異常気象に伴う通行止めの場合は、天候が安定した後においても風倒木の除去作業や除雪作業に加え、道路が安全に走行できる状態になっているかといった確認を、警察機関と弊社双方で行う必要があり、弊社だけの判断で解除できるものではございませんので、あらかじめ、解除予定時間といったものをお知らせすることはできません。
通行止めの解除予定について、正確な情報が無い状況で誤った解除予定情報をお知らせしますと、お客さまに多大なご迷惑をおかけすることになりますので、ご理解の程、お願いいたします。
なお、弊社管内の高速道路については、通行止め解除までの目安として、必要な作業内容や作業項目ごとの進捗状況を、下記により確認することができますので、ご利用ください。
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一般道の交通情報は日本道路交通情報センター をご覧いただくか道路交通情報 電話番号一覧 へお問い合わせください。
これは弊社で新たに運用を始めた管理用無線アンテナです。情報板にぶら下がっているのではなく、支柱に取付用の金具で強固に取り付けています。
また、この金具に不具合が生じても、落下防止のための対策もとっていますので、路面に落下することはございません。
高速道路とは、高速自動車国道と自動車専用道路をいいます。
高速道路では、ミニカー、総排気量125㏄以下の普通自動二輪車、原動機付自転車は通行できません。
また、農耕用作業車のように構造上時速50km以上の速度のでない自動車や、ほかの車をけん引しているため時速50km以上の速度で走ることのできない車(けん引装置、被けん引装置のある車両は除く)も、高速自動車国道を通行することはできません。
高速道路とは、高速自動車国道と自動車専用道路をいいます。
交通ルールについては、道路交通法で規定されています。
そのうち、高速道路の特別な交通ルールは、主に次のとおりです。
高速自動車国道の最高速度については、主に道路標識等により指定されています。
道路標識により指定されている最高速度は「指定最高速度」というもので、主に次の2つに分けられます。
なお、道路標識等による最高速度の指定が無い区間については、「法定最高速度」が適用されることになります。
この「法定最高速度」は、道路交通法施行令により規定されています。
最高速度のうち、自動車が高速自動車国道の本線車道(次条に規定する本線車道を除く。次項において同じ。)を通行する場合の最高速度は、次の各号に掲げる自動車の区分に従い、それぞれ当該各号に定めるとおりとする。
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高速道路を走行される場合は、道路標識や道路標示をご確認の上、安全な速度で走行されますよう、お願いします。
道路標識により指定されている「指定最高速度」につきましては、道路の線形などに応じてお客さまの安全を確保する観点から、各都道府県の公安委員会(警察本部)で決めております。
また、これ以外にも、地震、雨、強風、雪、霧等の気象状況や、事故や渋滞等によって、各都道府県警察の高速道路交通警察隊長(高速隊長)が臨時に定めるものがあります。
いずれも弊社が是非を申し上げる立場にはございませんので、ご理解をお願いいたします。
地震、雨、強風、雪、霧等の気象状況や、事故や渋滞、工事等により、最高速度を変え、交通の安全確保を行っています。
速度表示を変えて最高速度を規制する標識を「可変式速度規制標識」、通称「マルゴジュウ」と呼んでいます。
この標識は、概ね1~1.5km間隔で設置されており、標示される速度は高速道路交通警察隊によって制御されています。
地震、雨、強風、雪、霧等の気象状況や、事故や渋滞、工事等の場合に、交通の安全と円滑な交通流を確保するために、臨時に規制を実施します。
高速自動車国道は通常、時速50km以上で走らなければなりませんが、50kmの速度規制となった場合は、時速50km以下の安全な速度で走行してください。
高速道路の通行止め基準は、地震、降雨等がございますが、過去の災害の発生状況等より、概ね災害が発生する可能性がある場合を想定し、決定しています。
道路の構造は、地形・地質・気象などを考慮して安全につくられていますが、豪雨・台風・地震などの異常が発生した場合は、土砂崩れや落石などで人や車に被害を及ぼすことも考えられます。
弊社では、災害に備えて「通行止め」などの規制を実施して、お客さまの安全な走行を確保しています。
なお、交通事故に伴う通行止めについては、お客さまの安全な走行が確保できない状況など、警察の判断により実施されることとなります。
降雨・地震・強風(異常気象等)により災害が発生するおそれがあるため、区間毎にあらかじめ設定した規制基準値に達した時点で通行止めを実施します。
具体的な基準値は、 異常気象等による通行規制基準(令和6年10月12日) (121KB) のとおりです。
高速道路にオービス(無人速度取り締まり機)が必要なのはなぜ?
交通事故防止の目的で、スピードの抑制や無謀運転の取り締まりのために警察で設置運用されています。
高速道路では、80mとか100mの「車間距離」が必要といわれるのはなぜ?
時速100kmの車は、乾いた路面でブレーキを掛けてから止まるまでに、約100mも走ってしまいます。
また、タイヤがすり減っていて、雨で路面が濡れている状態だと、その2倍以上も走ってしまうことにもなります。
したがって、前の車が急に止まった時などの事態に備え、車間距離を充分にとって走る必要があるのです。
車間距離をとらずに追走する車が多く、恐怖を感じる。交通マナーを啓発するか取り締まるべきではないのか?
弊社では、全てのお客さまに安心してご利用いただくため、交通安全啓発の一環として、警察とも連携しながら、ウェブサイト、ポスターやリーフレットなどによって「安全速度の遵守」「車間距離の確保」「全席シートベルトの着用」などの啓発を行っております。
しかしながら、一部のお客さまには、ルールをしっかりと守っていただけていないのが実情です。
弊社では危険な運転行為に対して、法律上、直接的には取り締まることはできませんが、管轄する高速道路交通警察隊に情報提供を行い、取り締まりの要請や、また警察とも連携しながら啓発活動を進め、お客さまが安心してご利用いただける道路空間としていきたいと考えております。
(なお、改正道路交通法の施行に伴い、平成21年10月1日から、高速道路での車間距離を詰めたいわゆる「あおり行為」の罰則が強化されています。)
路肩は、車道ではありません。
路肩は車が故障したときの一時停止や警察車両や救急車といった緊急自動車に限り、やむを得ず走行できる空間です。
一般の車両が路肩を走行することは道路交通法違反となるだけでなく、緊急時の救急活動等の妨げになるおそれがありますので、絶対に路肩を走行しないでください。
高速自動車国道及び自動車専用道路(以下「高速道路」といいます。)での自動二輪車(125cc超)の二人乗りは、改正道路交通法の施行に伴い、平成17年4月1日から、条件付きで可能となりました。
その条件は、「年齢20歳以上」かつ「自動二輪車の運転免許を受けた期間が通算3年以上」の場合に限るというものです。
また、東京都内の首都高速道路の一部では、平成17年4月1日以降も、自動二輪車の二人乗りが引き続き、禁止されております。
詳細につきましては、こちら(自動二輪車の二人乗り規制について(警視庁のウェブサイト) )をご覧ください。
バスストップで待ち合わせをしている友人を乗せたいのですが?または降ろしたいのですが?
高速道路は、原則として駐停車禁止です。
一方でバスストップ(停留所)は、路線バス等の乗客の乗降のための停車が例外的に認められる公共施設です。
一般の方の私的な使用は法律を犯すだけでなく、公共交通機関である路線バスの安全な運行を阻害する恐れがありますので、おやめください。
弊社が管理する道路のうち、進行方向に制限のあるJCTにつきましては、下記をご覧ください。
地図上では、JCTで複数の高速道路すべてが行き来できるように見えますが、全ての方向に行くことができるわけではありませんので、ご注意ください。
トンネル(TN)内で非常事態が発生した場合、トンネル手前を走行中の車をトンネル内に進入させないために、長いトンネルの入口に設置している場合があります。
トンネルにおける交通安全対策として、総延長が5km以上の単独トンネル(関越トンネル等)及び連続トンネルの、入口側坑口や必要に応じて中間点に、警察と協議した上で設置しています。
弊社管内の高速道路では、現在は阪和道及び九州道に設置しています。
なお、信号自体は、各箇所に車線毎に1基ずつあります。
NEXCOの関係車両に付いている赤と黄色の回転灯、どう違うの?
赤色の回転灯は、警察のパトロールカーや救急車と同じように緊急自動車で、道路における危険を防止するため必要がある場合において、緊急を要する業務に利用する場合に、一般の通行に優先して通行できます。
第13条 法第39条第1項の政令で定める自動車は、次に掲げる自動車で、その自動車を使用する者の申請に基づき公安委員会が指定したものとする。 |
なお、黄色の回転灯は、道路の維持管理を行っているときに、注意を促すものです。
GW、お盆、年末年始などの交通混雑期に高速道路を利用する場合の注意点は?
道路法では、一定の大きさや重さを超える車両を通行させることは、道路構造の保全と交通の危険防止の理由から、原則として禁止していますが、道路管理者がやむを得ないと認めたときに限り、その通行を許可することとしています。
高速自動車国道における寸法や重量の限度は、幅2.5m、高さ4.1m、長さ12m、総重量25t(※特例及び車種による差異あり)と定められていますが、これらの限度を超える車両であっても、車両の構造または車両に積載する貨物が特殊であるため、やむを得ないと認められる場合には、通行者の申請に基づいて、道路管理者(※高速道路においては独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構)が、道路構造の保全または交通の危険を防止するために、必要な条件を付して通行の許可を行っています。(一般有料道路については、道路に応じて限度値が異なります。)
よって、特殊車両を通行させる場合は許可申請が必要となり、また、許可が下りたとしても、許可書に記載された条件に従って走行していただくこととなります。
関門トンネル内の最高速度は、時速40kmです。
歩行者、自転車、軽車両、50㏄以下の原動機付自転車は、車道を通行することはできませんので、人道を手押しにてご利用ください。
車道については、対面通行のため、追い越しのために右側をはみだしての走行は禁止されております。
その他、実際のご走行にあたっては、道路標識に従っていただきますよう、お願いいたします。
詳細は、国土交通省山口河川国道事務所、もしくは北九州国道事務所へお問い合わせください。
危険物を積載する車両は、道路法第46条第3項の規定等に基づき、水底トンネルまたは長大トンネルの通行を禁止または制限されています。
NEXCO西日本管内では、第二阪奈道路 阪奈トンネル(西石切IC~壱分IC)・関門トンネル・九州自動車道 肥後トンネル(八代IC~人吉IC)・九州自動車道 加久藤トンネル(人吉IC~えびのIC)の4箇所となっておりますが、全国の危険物積載車両の通行の禁止または制限を実施しているトンネル、通行禁止の対象となっている危険物、通行制限の対象となっている危険物並びに当該危険物を積載することができる車両の種類、当該危険物の容器包装、積載数量及び積載方法に関する要件は、こちら(水底・長大トンネルにおける危険物積載車両の通行禁止又は制限について)をご覧ください。
乗合せや高速バスを利用するために、サービスエリア・パーキングエリアや料金所の駐車場を使ってもいいですか?
サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)や料金所の駐車場は、あくまでもSA・PAや料金所へご用のある方を対象とした駐車場ですので、それ以外の目的の方の利用は、ご遠慮いただいているところです。
高速バスのご利用のための駐車となりますと、駐車時間も長くなりますし、高速バスのお客さまの人数分が確保されているものではありません。
他のお客さまにご迷惑をお掛けすることにもなりますので、ご遠慮ください。
高速バスをご利用の際の駐車場所につきましては、ご利用のバス会社にお尋ねください。
何卒、ご理解のほどお願い申し上げます。
NEXCO西日本の高速道路における渋滞とは、時速40km以下で低速走行、あるいは停止発進を繰り返す車列が1km以上かつ15分以上継続した状態を指します。
2kmごとに設置された車両検知器によって、通過している車両の平均速度が時速40km以下になると渋滞と判断し、時速40km以下になっている車両検知器をつないだ時の距離を渋滞延長としています。
また、2kmごとに車両検知器がない道路では、巡回している交通管理隊等からの情報で渋滞延長を表示しています。
渋滞が解消する時間を見込むには、今後どれくらい高速道路に車が入ってきてどれくらい降りるのかを予測しなければならないため、正確な時間を出すのは困難ですが、こちら(渋滞予測カレンダー)では、日本全国の高速道路について、過去の交通集中渋滞データをもとに、5km以上の渋滞予測を見ることができます。
事前のチェックでゆとりのあるドライブ計画をたて、安全、快適にお出かけください。
なお、名神高速道路等一部区間では、所要時間情報板を設置して所要時間(例えば吹田ICまで何分かかっているか)のお知らせや、本線上の情報板・ハイウェイラジオで渋滞通過時間をお知らせしています。
所要時間情報板については、こちら(情報板の種類と見方)をご覧ください。
所要時間情報板に表示されている所要時間情報はどうやって計っているの?
2kmごとに設置された車両検知器によって、自動車の走行速度を計測します。
このデータを基に、次の計測ポイントの車両検知器までの所要時間を計算しています。
したがって、目的のインターチェンジまでの所要時間は、この車両検知器間の所要時間を加算することで算出しています。
所要時間情報板で提供している時間の文字色は、緑色であれば順調、オレンジ色であれば渋滞している場所があることを示しています。
また、通過に2時間以上かかる渋滞の場合は、赤色で表示します。
なお、計算に用いる速度の上限は、規制速度を上限に計算しています。
所要時間情報板については、こちら(情報板の種類と見方)をご覧ください。
情報板や所要時間表示板で表示している渋滞状況と実際とが合っていないことがあると思うが、なぜか?
NEXCO西日本では、時々刻々と変化する道路交通状況を提供する手段として、「情報板」「所要時間情報板」や「ハイウェイラジオ」等の装置を設置しています。
現在の道路交通情報提供の考え方は、渋滞等が発生している区間の「その時点の道路交通状況」をご利用される皆さまにお知らせすることを目的に、表示内容は5分毎に更新して提供しています。
事故や故障車等の交通障害が発生すると、5分の間に渋滞長や所要時間が急激に変化することがありますし、提供装置の位置から渋滞の後尾までの移動距離による時間差によっても、道路交通情報は変化します。
このように、お客さまが提供装置を見る位置と事象が発生している区間との関係や、5分間周期による表示内容の更新によって、実際と異なる場合があります。
高速道路における主な渋滞原因には、以下の3つがあります。
このうち、「交通集中渋滞」は、全国における全渋滞の約6~7割を占めています。
なお、工事等規制の予定については、「工事規制・工事通行止め情報」にてお知らせしていますので、ご活用ください。
交通集中渋滞は、ある特定の場所と時間に車両が集中し、車線数の不足等で交通容量を超えてしまうことにより発生します。
また、下り坂から上り坂に変わる場所など、ドライバーが気付かないうちに車両の速度が低下することでも発生する場所もあります。
渋滞対策として、ハード面では付加車線設置や四車線化といった拡幅事業や、名神改築事業、京滋バイパス、新名神、第二京阪などのネットワーク路線の整備を実施してきているところです。
また、料金所についてもETCの普及により、渋滞が緩和されてきたところです。
ソフト面でも「渋滞予測カレンダー」やゴールデンウイーク、お盆、年末年始などの混雑時期に「渋滞予測ガイド」を発行するなど、渋滞予測情報の事前提供を実施している他、ETC時間帯割引の導入や速度低下注意喚起等の対策を講じています。
弊社としましても引き続き、渋滞予測情報の広報を推進して参りますので、よろしくお願いします。
渋滞している場合には、都市高速のように入口を閉鎖すべきではないのか?
渋滞については、ある特定の場所と時間にお客さまが集中してしまうため、車線数などに不足が生じるなどの原因により、発生してしまいます。
入口閉鎖は弊社の場合、一定の地域内を通行する都市高速と違ってIC間隔が長く、閉鎖した場合の影響が広範囲にわたってしまいます。
また、料金所に入ってから上下線を選択して通行していただく構造の箇所が多いため、お客さまに進まれる方向をお尋ねする必要もあります。
結果として、多くのお客さまにご迷惑をお掛けすることにもなりますので、弊社管内の道路において入口閉鎖を実施することは好ましいとは考えておらず、実施するとしても慎重に行うべきものと考えております。
弊社としては、部分的な拡幅や速度低下に対して注意を促す看板を設置しているほか、ETC時間帯割引を導入しているところですが、引き続き渋滞解消に関する具体策を模索して参りますので、よろしくお願いします。
なぜ事故を起こした原因者に渋滞等による損害賠償を請求しないのですか?
原因者負担金として請求できるものは、物理的損失の原状復旧に関した費用と解されます。
通行止めにより滅失した得べかりし収入等は、事故により通行止めが必要となったことに付随して想定されるものであり、直接生じたものではないことから、負担命令の対象とはなりません。
標識板の色彩については、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」(以下、「標識令」という。)により定められており、案内標識については視認性の観点から緑と白、青と白の組合せが見やすく、高速自動車国道や自動車専用道路では緑と白、一般道路では青と白が使われています。
必ずしも有料道路だから緑色、というわけではございません。
「R」とは円の半径(曲線半径)のことを言い、そのカーブの半径の長さが400mであることを意味します。
数字が小さくなるほど半径が短くなるので、カーブもきつくなります。
例えば、下り坂で「3.4%」と標示されていたとすると、100m走ると3.4m下がるという意味です。
上り坂では知らないうちに速度が低下し、後続車がブレーキを踏むことにより、さらに速度が低下し、またその後続車がブレーキを踏み、さらに速度が低下するということが繰り返されて、ここを先頭とする渋滞が発生してしまいます。
よって、渋滞の原因となるため、注意を呼び掛けています。
高速道路のわきにある鯉のぼりみたいな「吹き流し」は、何のためにあるの?
橋の上や平野部、トンネルの出口など風の通り道になっているところに設置されており、吹き流しを見て風の向きや強さを目で判断します。
風速10m/秒で吹き流しが概ね真横になびき、走行が不安定になります。
このような場合は、注意して走行しましょう。
「キロポスト」と呼ばれ、道路の起点からの距離を100mおきにキロメートル単位で標示しています。走行距離の目安にもなります。ちなみに、東名・名神高速道路は、東京インターチェンジを起点に距離標示されています。
キロポスト
キロポスト
ハイウェイ情報ターミナル(HIT=Highway Information Terminal)を示すシンボルマークです。この先のサービスエリア、パーキングエリアに路線図の描かれた大型パネルやテレビ画面で、事故・通行止め・渋滞・所要時間・車線規制・工事・気象などの情報を表示しています。
また、行き先別経路案内、サービスエリア・パーキングエリア案内、地域観光情報などをお知らせしています。このマークを見たらサービスエリア・パーキングエリアへどうぞ。
ハイウェイ情報ターミナル
ハイウェイ情報ターミナル
この標識は、除雪車が除雪した雪を道路の外に捨てないように注意するために設置した、道路管理用の標識です。
弊社では、「投雪禁止区域指定標示板」と呼んでおります。
高速道路沿道に民家が隣接していたり、道路や鉄道等と交差している区間に設置され、行き来する人や車や鉄道等への影響を配慮して、投雪禁止区域を設定しています。
その始まりは「□」、終わりは「+」の標識が設置されています。
市町村合併に伴い、市町村名の変更が必要になった「市町村境界表示板」につきましては、当該市町村と調整の上、速やかに書き換え、移設、撤去を進めております。
また、目標地の修正が必要となる標識につきましては、一般道を含めて広域的に目標地の整合を図る必要があるため、関係機関と検討、調整の上、順次書き換え等を進めて参ります。
案内標識の目標地は、道路の性格、周辺の道路網、目標候補地の間隔などを考慮して、下記の条件に合う地名の中から決められます。
その基準は、「案内標識の表示地名に関する基準(案)について」(平成17年8月25日 国土交通省)に定められており、弊社もこれに準拠しています。
また、目標地の中心地点は、原則として市役所や町村役場の正面地点としています。
その地点が適さない場合は、主な交差点や駅など、その地域を代表する別の地点が選ばれることもあります。
なお、案内標識の距離は、「標識の設置地点」から「目標地の中心地点」までの距離を、道路に沿ってkm単位(km未満は四捨五入)で表示しています。
区分 | 目標候補地 |
---|---|
基準地 |
|
重要地 |
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主要地 |
|
一般地 |
|
案内標識の目標地は、高速走行中であっても瞬時に進路の判断ができる内容であること、かつ視認性にも優れている必要があることから、道路の性格、周辺の道路網、目標候補地の間隔などを考慮して総合的に判断して決められています。
またこの他、インターチェンジ(IC)出口やジャンクション(JCT)において案内すべきものと考えられるものは、補助標識や案内看板を設置して案内するようにしています。※詳しくは、JCT案内図をご覧ください。
案内標識の設置位置は、基本的には分岐部直前に1箇所と、分岐予告として2km手前、1km手前、500m手前の3箇所の合計4箇所に設置しております。
また、複雑な形状のJCTやIC出口の案内標識については、基本的にはどの車線を走っていてもご希望の車線に移動できるように、行先案内だけでなく分岐部の形状などをあわせて提供できる1枚の大型標識板を設置しています。
ただし、交通安全上、車線ごとに表示しておくことも必要と考えられる箇所では、補助標識として車線ごとの行先標識を設置しているところもあります。
しかしながら、ご提供できる情報量は視認性や板面の関係上、限られたものとなり、また、お客さまの行き先は千差万別で、全てのお客さまの行き先を網羅するような情報をご提供することは、不可能でございます。
あまり多くの案内標識を設置しますと、情報が多すぎて、短い通過時間でそのすべてを認識できず、ドライバーの視線が不安定になることも考えられ、かえって混乱を引き起こすことになるなど、交通安全上、好ましいとは考えておりません。
そうならないためには、基本的にはお客さまが出発前に地図でルートをご確認いただくか、目的の施設にお問い合わせいただくことをお勧めします。
今後も、皆さまの意見を参考にして、なるべく多くのお客さまにお分かりいただける表示内容について工夫を行い、より安全性を高めるよう、努めて参ります。
冬用タイヤ規制ですが、積雪又は凍結している道路においては、道路交通法第71条(運転者の遵守事項)第6号に基づき、公安委員会が道路における危険防止、交通安全の観点から、各都道府県道路交通法実施細則で滑り止め措置(スノータイヤ、タイヤチェーン等)の取扱いを定めており、全国的には「冬用タイヤ規制」も含めて「チェーン規制」と呼ばれることもあり、チェーン規制時においてもスタッドレスタイヤ等で通行できるところもあるようです。
冬季の降雪・積雪に伴う交通の規制については、以下のように段階的に行われるのが一般的です。
しかしながら、これらの交通の規制は、地域や降雪・積雪の状況により、必ずしもこのとおりにならない場合もあります。
例えば、冬用タイヤの装着率・チェーンの携行率の比較的低い、関西や九州などの地域では、降雪・積雪がある場合には、「最高速度規制」の後、「冬用タイヤ規制」や「チェーン規制」の段階を経ずに、「全車通行止め」となることがありますし、また、その他の地域においても「最高速度規制」、「冬用タイヤ規制」の後、「チェーン規制」を経ずに「全車通行止め」となることもあります。
降雪・積雪に伴う交通の規制に関しては、基本的に、道路交通法に基づく高速道路交通警察隊長の権限により行われるものですので、さらに詳細についてお知りになりたい場合には、お手数ですが、最寄りの警察機関までお問い合わせいただきますよう、お願いします。
冬季に自動車等を運転される場合には、“運転者の遵守事項”として、少なくとも「滑り止め措置」を講じていただきますよう、お願いします。
積雪のあるところと、ないところが混在している場合もありますので、基本的には、“全車輪にスタッドレスタイヤ等の冬用タイヤを装着”した上で、路面状況の悪化の場合に備えて、併せてチェーンを携行されることをお勧めいたします。
また、お出かけになられる前には、道路交通情報や気象情報に十分ご注意いただきますことを併せてお願いいたします。
などから、弊社では高速道路の入口や休憩施設、あるいは本線上で「タイヤチェック」を行い、運転者の義務の履行を強く求めています。
もちろん、弊社は警察機関ではありませんので、この遵守義務を履行していない運転者を取り締まることはできませんが、高速道路を管理する立場から、警察と協議のうえ「タイヤチェック」を行い、道路の構造の保全及び安全かつ円滑な交通の確保を図るため、義務を履行していないお客さまについては、ご利用をお断りしています。
よって、弊社管内の道路情報板による点灯内容は、「冬用タイヤ必要」や「冬用タイヤ装着」等、運転者の遵守事項義務の履行を促す内容となっています。
規制 | 内容 |
---|---|
すべり止め装置装着規制 |
<チェーンの場合>
駆動輪への装着が必要です。 (一部の県では全車輪へ装着が必要)
<冬用タイヤの場合>
全車輪への装着が必要です。 (一部の県では駆動輪のみで可) |
全車両チェーン装着規制 | 全車輪または駆動輪へのチェーンの装着が必要です。 |
路面パトロールを行い、必要に応じて凍結防止剤の散布及び除雪をし、通行車両の交通安全の確保に努めています。
除雪や凍結防止剤散布作業中は、作業車の追い越し禁止です。
最高速度も時速50kmに制限されます。(一部例外として、各都道府県公安委員会の指定する最高速度が時速60kmに制限されている区間については、最高速度が時速40kmに制限されます。)
「凍結防止剤」は「塩」を含んでおり、作業車に接近し過ぎるとお車の塗装面に当たることがありますので、車間距離を十分にとって走行してください。
また、雪が降ると一編成2~3台で除雪作業を低速走行で行い、安全で走りやすい路面を保っています。
除雪車の追い越しはできませんので、車間距離を十分にとり、後ろをゆっくり走ってください。
雪が降っていないのに除雪車が作業していますが、何をしているのですか?
雪氷対策作業は、路面に積もった雪を排除する除雪作業のほか、
など、除雪以外に実施する作業もあります。
除雪や凍結防止剤散布作業中は、作業車の追い越し禁止です。
最高速度も時速50kmに制限されます。(一部例外として、各都道府県公安委員会の指定する最高速度が時速60kmに制限されている区間については、最高速度が時速40kmに制限されます。)
いずれも低速で作業するため、ご迷惑をおかけしますが、ご走行の安全を確保するためにも必要な作業になりますので、ご協力をお願いします。
散布された凍結防止剤は大量の雪によって希釈されますので、一般的には、特に環境に影響を及ぼしているとは考えられていません。
ただ、凍結防止剤の主な成分である塩化ナトリウムや塩化カルシウムが、自動車などの金属を腐食させるかどうかは、その濃度に依存しますので、一概に判断することができません。
平成2年にスパイクタイヤの使用が禁止されてから、降雪地・寒冷地では、機械による除雪やロードヒーティングによる消雪のほか、凍結防止剤の散布による凍結防止も、路面凍結によるスリップ事故などを防ぐために欠かせないものとなっています。
したがいまして、道路管理者としては、冬期も安全で円滑な道路交通が確保され、かつ環境が守られるように、凍結防止剤の散布については、適切なタイミングと量を考慮して実施することに努めています。
また、現状の塩化物系に代わる非塩化物系の成分で、かつ凍結防止効果が高く、コストも適正な凍結防止剤の製品化についても、現在研究が進められているところです。
降雪時にタイヤチェックをサービスエリア・パーキングエリア等で行うのはなぜですか?
通常であればインターチェンジ入口でのタイヤチェックを行っておりますが、遠方から来られるお客さまや冬タイヤ規制が無かった区間から高速道路を利用され、降雪の多い当該区間を通過されるお客さまもおられることから、本線でなく安全なサービスエリア・パーキングエリア等でタイヤチェックを行っております。
(中国道を大阪方面から九州方面・九州方面から大阪方面、山陽道から中国道方面に来られた場合等、小雪地域から来られて多雪地域を通過するお客さまがいらっしゃいますので、冬用タイヤの確認を行っております。)
九州の高速道路は、なぜ冬用タイヤ規制で走行できないのですか?
九州の冬用タイヤ規制につきましては、九州の高速道路の気候・利用の特性、(1)降雪期間が短い、(2)降雪量が少ないため、積雪・無積雪区間が混在する、(3)無積雪区間をチェーン装着車が走行するとチェーン切れを起こし、後続車がパンクするなどの危険性がある、(4)金属チェーン装着車(低速)と冬用タイヤ装着車(高速)が混在することによる安全走行上の問題などから、冬用タイヤ規制の実施権限者である各県警との協議により、九州のほとんどの高速道路(大分地区を除く)で他の地域が実施しているような冬用タイヤ規制を実施していないところです。
冬用タイヤ規制については、各県警と引き続き協議していきたいと思います。
お客さまにはご不便をお掛けしますが、ご理解のほど、よろしくお願いします。
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