大口・多頻度割引制度とは、大口・多頻度利用のお客さまを対象としたETCシステムの利用を前提とする高速国道等の通行料金の割引制度です。
なお、大口・多頻度割引制度をご利用いただくには、東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社(以下三会社)が予め定める要件を満たされるお客さまに貸与するETCコーポレートカードをご利用いただく必要があります。
料金は、1ヵ月分をまとめて翌月末までにお支払いいただきます。
ポイント1・・・割引の内容
ご利用額に応じて割引いたします。
※大口・多頻度割引には、「高速国道の大口・多頻度割引」と「一般有料道路の大口・多頻度割引」があり、別々に計算されます。
割引は、ETCコーポレートカードの利用の承認をお受けになったお客さま(以下「契約者」といいます。)が登録した全ての車両の1ヵ月のETCコーポレートカードによる「高速国道のご利用額(※)」の合計に、1.「車両単位割引」と2.「契約単位割引」の2種類の割引を組み合わせて行います。
(※)「高速国道のご利用額」の定義
高速国道のご利用額とは、次の要件のいずれも満たした高速国道の利用を行われた場合のご利用額をいいます。
契約者の自動車1台ごとの1ヵ月の高速国道のご利用額に対し、次表の割引率を適用いたします。
自動車1台ごとの1ヵ月の高速国道のご利用額 | 割引率 |
---|---|
5千円を超え、1万円までの部分 1万円を超え、3万円までの部分 3万円を超える部分 |
10%(※20%) 20%(※30%) 30%(※40%) |
※()内は、ETC2.0を使用する事業用車両(注)に限り適用される割引率です。(令和7年(2025年)3月末まで)
契約者の1ヵ月の高速国道のご利用額の合計が500万円を超え、かつ、契約者の自動車1台当たりの1ヵ月の高速国道の平均利用額が3万円を超える場合には、契約者の1ヵ月の高速国道のご利用額の合計に対し、10%の割引を行います。
※平日朝夕割引(ETCコーポレートカード)の割引対象となる走行のうち、地方部最大100km相当分は、大口・多頻度割引の対象になりません。
※平日朝夕割引(ETCコーポレートカード)割引対象走行のご利用回数が、1~4回の場合にも、地方部最大100km相当分は大口・多頻度割引の対象外となりますのでご注意ください。
割引は、契約者が登録した全ての車両の1ヶ月のETCコーポレートカードによる「割引対象一般有料道路(※1)のご利用額(※2)」の合計に、(1)「車両単位割引」と(2)「契約単位割引」の2種類の割引を組み合わせて行います。(ただし、伊勢湾岸自動車道(東海JCT~飛島JCT)は(1)車両単位割引のみ適用となります。)
契約者の自動車1台ごとの1ヵ月の割引対象一般有料道路のご利用額に対し、次表の割引率を適用いたします。
表1 車両単位割引の割引率
自動車1台ごとの1か月の割引対象一般有料道路のご利用額 ※伊勢湾岸自動車道(東海JCT~飛島JCT)利用分は除く |
割引率 |
---|---|
5千円を超え、1万円までの部分 1万円を超え、3万円までの部分 3万円を超える部分 |
10%(※20%) 20%(※30%) 30%(※40%) |
※()内は、ETC2.0を使用する事業用車両(注)に限り適用される割引率です。(令和7年(2025年)3月末まで)
表2 車両単位割引の割引率
自動車1台ごとの1か月の伊勢湾岸自動車道 (東海JCT~飛島JCT)のご利用額 |
割引率 |
---|---|
5千円を超え、2万円までの部分 2万円を超える部分 |
6.9%(11.9%) 13.8%(18.8%) |
※()内は、名古屋高速道路の都心環状線と連続して通行しない場合に適用される割引率です。
契約者の1ヵ月の割引対象一般有料道路のご利用額の合計が500万円を超え、かつ、契約者の自動車1台当たりの1ヵ月の割引対象一般有料道路の平均利用額が3万円を超える場合には、契約者の1ヵ月の割引対象一般有料道路のご利用額の合計に対し、5%の割引を行います。
※割引対象一般有料道路に伊勢湾岸自動車道(東海JCT~飛島JCT)は含みません。
※平日朝夕割引(ETCコーポレートカード)の割引対象となる走行のうち、地方部最大100km相当分は、大口・多頻度割引の対象になりません。
※平日朝夕割引(ETCコーポレートカード)割引対象走行のご利用回数が、1~4回の場合にも、地方部最大100km相当分は大口・多頻度割引の対象外となりますのでご注意ください。
ポイント2・・・ご契約いただけない主な要件(※)
次のいずれかの要件に該当する場合、ご契約いただけません。
(※)詳細は「ETCコーポレートカード利用約款」をご参照ください。